ゆでたまごを作った時、先端などの一部分がへこんだ形になっている部分があることに気づくと思います。これは空気のかたまりがあった気室の名残です。

卵の水分は、目に見えない卵殻にある無数の穴(気孔)から蒸散していくため、水分が減った分、さらに時間が経つと徐々に気室は大きくなっていきます。すなわち、卵が古くなると気室は大きくなりますが、卵殻から8mm程度の深さを超えるとかなり鮮度が落ちているものと考えられます。

保存方法を守った賞味期限内の卵であればこのような状態になることはありませんのでご安心下さい。