通常のゆでたまごは、白身の中に黄身がありますが、

「黄身返したまご」は逆に、黄身の中に白身があるゆでたまごのことです。

どうやったら黄身返したまごを作れるのでしょうか? 

1、たまごの周りにテープを十字に貼る。たまごが割れるのを防ぐため。

2、たまごをストッキングなど伸縮性の高い袋状の布に入れて、両端を輪ゴムでとめる。

3、ストッキングをぐるぐる回してねじれを作る。

4、ねじれた両端を引っ張って、たまごを高速回転させる。「プチッ」という音がしたら回すのをやめる。

5、鍋に熱湯を沸かし、このたまごを茹でる。箸などで転がしながら弱火で10分間。

6、火を止めて、余熱で5分。その後、氷水で5分冷やす。

7、殻を割ると、不思議! 黄身返したまごが完成!

作り方のポイントは、生のたまごを高速回転させること。たまごの中の卵黄膜が破れ、黄身が割れます。割れたかどうかは懐中電灯で照らして確認できます。黄身が割れると光を当てても透けないで、たまごが暗くなるのです。回しすぎてしまうと、黄身と白身が完全に混ざった、全部が黄色っぽいゆでたまごになってしまいます。