白身が濁っていて、「あれっ、もしかしてこの卵大丈夫かしら!?」と思ったことはありませんか。
じつは、新鮮なたまごの白身は白濁している傾向にあります。
その理由は、新鮮なたまごには二酸化炭素がたくさん含まれているからなんです。細かい泡なので目には見えませんが、二酸化炭素がたくさん含まれているため白く濁って見えるのです。時間が経過するうちにたまごの中の二酸化炭素が外へ排出され、卵白はだんだん透明になります。
一方、これは温度による影響もあります。
温度が低い冬季はガスが抜けにくいので、必ずしも白身の白濁が完全な指標とは言えないかもしれません。
また二酸化炭素が多く含まれているたまごをゆでると、殻が向きにくく、卵白の食感もぼそぼそしてしまいます。
季節や料理に応じて、たまごを見極める必要がありますね!